先進国の定義には複数あり、日本はいずれの定義でも先進国とされるが、韓国も同様に先進国とされている。中国メディアの快資訊は23日、先進国入りして久しい日本と韓国では「まだかなりの差がある」と主張し、韓国は日本にまだ及ばないと指摘する記事を掲載した。

 韓国をアジアの先進国として数えるようになったのは、経済面での成長が大きいようだ。特に、この20年から30年の発展には目を見張るものがあり、2017年には1人当たりGDPで3万ドルを超えるまでに成長した。

 記事は、韓国が先進国となったのは揺るぎない事実であることを強調する一方で、経済成長率が低い日本に追いつけないでいるのも事実であるとし、その理由を「経済」、「科学技術」、「イノベーション」の3点から指摘している。まず「経済面」では、韓国はGDPで日本の3分の1ほどにとどまっていると指摘。1人当たりGDPで韓国は3万ドルの大台に乗ったとはいえ、日本はこの10年間4万ドル前後をキープしているとした。さらに「科学技術」の分野では、日本は常に世界をリードしており、これは自然科学分野のノーベル賞受賞者の数を見ても分かるとした。

 また、日本は新たな世界市場を自ら切り開き、際立ったイノベーション能力を持つと主張する一方、韓国のイノベーション能力はまだ日本に及ばないと紹介。例えばスマートフォンの分野で韓国は大きな成功を収めたが、イノベーションよりもまだ模倣の方が目立つとし、日本ほどのイノベーション能力はまだないと分析している。

 近年の韓国の成長は確かに目覚ましいものの、日本とはまだ一定の差があることは間違いないようだ。とはいえ、購買力平価で見た場合の一人当たりGDPでは、韓国は日本と同等、あるいはすでに上回っているとも言われ、急激に追い上げてきているのも事実と言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)