中国のポータルサイト・百度に23日、日本の家が中国の家に比べて狭いはずなのに、往々にして広々として見える理由について紹介する記事が掲載された。

 記事は、映画やドラマで見る日本人の住宅の様子についてしばしば「数十平方メートルの小さな家なのに、どうして自分が住む家よりも広々として、明るいように見えるのだろうか」という疑問を抱くとした上で、絶対的な狭さをカバーし、広々とした空間を作り上げる日本の家屋のテクニックを4点紹介している。

 まずは、動線がしっかりと考えられていることを挙げ、各空間の動線が互いにぶつかり合うことなく、スムーズに流れることで、窮屈さを低減させることができるとした。

 2点めでは、可能な限り壁や仕切りと取っ払うことに言及。室内に壁や仕切りが多すぎると狭い空間が一層狭く感じられてしまうため、部屋数を少なくするなどして不要な壁や仕切りを取り払い、オープンな構造にすることにより、広々とした感覚を確保するとともに、十分な採光によって部屋を明るい雰囲気にすることができると伝えている。

 3つめには、家具の寸法を小さくすることを挙げた。ソファーをはじめ、各種の家具が部屋のサイズに合わないことで圧迫感が大きく増すとし、コンパクトな家具を取り入れることで絶対的なスペースの節約につながるだけでなく、見た目にも窮屈さがなくなると説明した。

 そして最後に挙げたのは、空間を合理的に利用した収納だ。日本の家屋における収納では、表に見える「展示型収納」が2割、表からは見えない「閉鎖型収納」が8割という比率が一般的であり、ドアや引き出しを閉めてしまえば物が見えなくなる閉鎖型収納を多く取り入れることで、室内空間が雑然とすることなく、見た目にもすっきりとして広々と見えるようになるとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)