中国のポータルサイト・百度に22日、「『日本豆腐』は豆腐ではないのに、多くの中国人が豆腐だと思い込んでいる」とする記事が掲載された。

 記事は、ある中国人女性が「炒め物を作る時に豆腐を使うのが面倒なので、食べたいときにすぐ使える『日本豆腐』を使う。便利なうえに栄養もあっていい」と語ったことを紹介。「それを聞いて少し悶々としたのだが、『日本豆腐』とは豆腐という名前がついているものの、実は大豆からできた豆腐とは全く関係ないのである」と伝えた。

 そして、中国で広く販売されている「日本豆腐」の材料表記を見ると「水、鶏卵、植物蛋白、食用塩および添加物」となっており、「簡単に言ってしまえば、固形化した卵スープなのである」と指摘。しかし、「豆腐」という名前がついているばかりに、材料表記をよく見ない多くの消費者は普通の豆腐と勘違いしてしまうのだとしている。

 記事が紹介している「日本豆腐」とは、日本で言えば「卵豆腐」そのものである。日本のように四角い形状で売られているのではなく、円筒の充填式のパッケージで販売されているケースが多く、輪切りにして炒め物や煮物に使うのが一般的だ。

 記事は、「日本豆腐」こと卵豆腐が日本では江戸時代にすでに存在しており、その後東南アジアへと伝わり、20世紀末になってマレーシアから中国に入り、広く普及したと紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)