中国のポータルサイト・百度に22日、「マグロが日本の魚の王者だと思っている人は、日本のことを十分に理解していない」とする記事が掲載された。

 記事は多くの人が日本で最も愛されている魚について、サーモンやマグロと回答するだろうとしたした上で、いずれも外れであると指摘。寿司ネタの一つとして今や一、二を争う人気のサーモンはもともと日本には存在せず、近年盛んに輸入されるようになり、人気寿司ネタとしての地位を獲得したに過ぎないのだと説明した。

 また、マグロは確かに最も高価な魚の部類に入るものの、それ以上に日本で珍重され、愛されている魚があるとし、それが、タイであると紹介。日本におけるタイの地位は決して揺るがすことのできない、唯一無二の「魚の王者」なのだとしている。

 その上で、タイが日本で愛されている理由として「単なる食材というだけにとどまらず、長きにわたり日本の文化も背負ってきたからだ」と説明。「めでたい」という言葉に引っ掛けて、タイを縁起のいい魚と考える習慣があり、祭りや祝い事にはタイを食べる伝統的な文化があるのだと伝えた。さらに、タイは栄養面でも優れており、不飽和脂肪酸や良質なたんぱく質を多く含み、カルシウム、カリウム、セレンといったミネラルも豊富であると紹介した。

 記事は、タイが刺身や寿司のネタとして生食されるだけでなく、焼き物や煮つけにも用いられ、さらには肉を取り除いた骨や頭を出汁とした汁物料理も作られる、非常に用途の広い魚であるとした。一方で、うろこがかなり多いため、調理前のうろこ取りの作業にやや手間がかかると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)