日本ではセーラー服は「女子学生の制服」という認識が一般的だが、セーラー服はもともと水夫の服として誕生し、その後は女性向けの服としても着られるようになったという経緯がある。中国メディアの快資訊は21日、日本で「セーラー服」が女子学生の制服であるのは「軍国主義の萌化なのか」と問いかける記事を掲載した。

 中国の学校ではジャージが制服である学校が大半ではあるが、日本のアニメファンたちを中心に「セーラー服」の存在は知られている。記事は、日本ではセーラー服が女子学生の制服として扱われていることを紹介する一方、セーラー服はもともと英国海軍に起源を持つ軍服であり、現在も多くの国の海軍で制服として採用されていると論じた。

 続けて、日本は明治維新を経て、西欧諸国から学ぶようになったとし、当時の英国は世界最強の国家であり、また日本と同じ島国であったことから、英国は自ずと日本が学ぶべき対象になったと指摘。そのため日本海軍は英国海軍の制度を全面的に学び、同時にセーラー服も採用したと説明した。

 一方で、当時の日本の学校制服は伝統的な袴だったが、「明治維新の成功を経て軍国主義国家となった日本は、学生にも軍国主義の精神を身に着けさせるため多くの学校で当時の軍服を模倣したデザインの制服が採用された」と主張。その結果、男子学生は将校・士官の軍服を模倣した「学ラン」と呼ばれる制服が採用され、また女子学生は海軍の普通兵士の軍服であるセーラー服を模倣したデザインの制服が採用されるようになったと主張し、「セーラー服」が女子学生の制服である背後にはこのような経緯があったと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)