少子高齢化問題は、日本のみならず隣国の中国と韓国をも悩ませている。中国メディアの網易は20日、この日中韓3カ国の人口の減少について「東アジアの文明存続の危機だ」と主張する記事を掲載した。

 記事はまず、「文明の存続は人口あってのこと」と力説。古代文明はいずれも中国、インド、エジプトなどの人口の多かった地域で発展しており、その理屈で言えば今は「東アジアが文明存続の危機にさらされている」そうだ。

 では、日中韓では今どれだけ人口が減少しているのだろうか。まず、「韓国」について、記事は出生率が世界最低であり、14歳以下の児童の割合も世界最低レベル、65歳以上の高齢者の割合は世界的にトップクラスだと紹介。「結婚しない、出産しない、恋愛しない」人が増えているのがその理由で、子どもを持つことに消極的な女性は男性の2倍いると伝えている。このままでは「200年後に韓国の人口はわずか100万人ほどになってしまう」という。

 日本も似たような状況で、人口が11年連続で減少していると紹介。2050年には1億500万人となり、2100年には7500万人にまで減少するとの予測もあるとした。中国はより深刻で、「このままでは人口が半減する」と伝えている。80年後の2100年には、6億人にまで減少するとの予想もあり、別の専門家は4億8000万人にまで減少すると推測しているという。「これは清国末期の人口」だそうだ。

 記事は、「数千年の中国文化が、あと数百年で存続の危機にさらされている」と危惧して結んでいる。文明の存続はさておき、人口減少は日中韓とも近年急速に進んでいる。日本もさまざまな対策を講じてはいるものの、一筋縄ではいかない難題であるのは間違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)