高速鉄道の普及ですっかり便利になった中国国内の移動だが、「寝台列車」の乗り心地は未だに「いまいち」のようだ。中国メディアの百家号は20日、「日本と中国の夜行列車を比較する」記事を掲載した。

 中国高速鉄道は、車両が新しいこともあり、きれいで揺れも少なく、乗り心地もなかなかだ。しかし、長距離の移動で費用を安く抑えたい出稼ぎ労働者などは、移動時間がかかっても「寝台列車」を好んで利用しており、今でも一定の需要がある。

 そんな寝台列車だが、日本と比べると乗り心地は良いとは言えないようだ。記事は、中国の夜行列車は「狭い、うるさい、臭い」の3拍子が揃っていると紹介。ベッドは2段か3段になっているので、1人当たりの空間が狭く、「あまり乗り心地が良くない」と伝えている。

 一方、日本の寝台列車は「広い」と記事は紹介。写真で車内を紹介しているが、これは現在も運行がなされている「サンライズ瀬戸・出雲」と見られる。カプセルホテルか漫画喫茶くらいの空間が確保されていることが分かり、食事と休憩のスペースが分けられていて、シャワーが用意されている車両もあって清潔で、「におい」とは無縁だと紹介している。

 そのうえ、日本の寝台列車は「プライバシーが確保」されているのは、特に女性にとって重要だと高く評価した。中国人にとって、人口が多いという理由で男女が分かれていないことは許せるとしても「カーテンや仕切りがないのは辛い」そうだ。広くて、臭くもなく、プライバシーも確保できる日本の夜行列車は、非常に居心地が良いようだ。中国の寝台列車も日本の設計を参考に改善してみたら良いのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)