ここ数年で中国人の対日感情はずいぶん改善されたとはいえ、中国のネット上では日本人に対してネガティブな見方をしている人は今なお少なくない。そうした中国人は「日本人は冷たい」、「日本人は人情が薄い」などと感じているようだ。

 しかし、中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、日本で暮らす中国人がこれまでの実体験をもとに「日本人は決して冷たくはなく、むしろ親切な人びとだった」と論じる動画を配信した。

 日本人との結婚で来日したという配信者の中国人女性は、数年前に引っ越してきたばかりの時に、近所の人から思わぬプレゼントをもらったという。それは、「子どもの学校行事の予定が印刷されたカレンダー」だ。近所の人の手作りカレンダーで、詳細に学校行事の予定が書きこまれており、「外で買うものとは全然違う」、「とても便利だ」と感想を述べている。

 配信者の女性は生まれてこのかた、このような便利で実用的なカレンダーをもらったことはないそうで、手作りということもあって「本当に感動した」と述べている。配信者の女性に直接手渡しではなくポストに入っていたそうで、簡潔な手紙も添えてあったことにも感動したようだ。そして、本当に実用的でうれしかったのでその感謝を伝えたところ、その後も毎年新たなカレンダーをプレゼントしてくれているという。

 この女性によると、普段はこの近所の人ともそれほど頻繁に往来があるわけではなく、あいさつを交わす程度だそうだが、「外国人に対するちょっとした気遣い」にとても感動したそうで、「良い人に国籍の区別はない。色眼鏡で日本人を見るべきではない。多くの日本人は善良な人びとだ」と結んだ。外国で親切にしてもらうと、とりわけ心に染みるものなのだろう。いずれにしても、日本に対して良いイメージを持っているというのは素直に喜ばしいことではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)