国が変われば人びとにとっての「常識」は変わってくるものだ。中国メディアの百家号は19日付で、中国人にとって「ごく当たり前の常識」のなかには、日本人にとっては「あり得ないほどの非常識」のものが含まれていると紹介する記事を掲載した。

 記事は、中国人にとって「他人から咎められることのない、ごく当たり前の常識」だが、日本では「あり得ない」とされることとしては、「辛くて臭いのきつい食べ物を好むこと」、「列に並ばないこと」、「地下鉄などの公共交通機関の車内で大声で話すこと」、「割り勘を嫌うこと」、「公衆トイレに紙がないこと」、「車の運転中にしょっちゅうクラクションを鳴らすこと」、「売り手側は顧客に感謝を示さないこと」、「中国人男性は夏に上半身裸になって仕事をすること」などがあると紹介した。

 たとえば、日本人は地震などの自然災害に被災した時でさえ、「誰かに指図されなくとも自ら列をつくって並ぶ」と紹介。逆に、中国人はデパートであろうと駅であろうと「無秩序」という言葉がピッタリといえるほど列に並ばないと論じた。

 また、日本人は飲食店などの会計時には「割り勘」することを好むが、中国人は一般的に「割り勘」を嫌うと紹介。割り勘は「メンツが立たない」と考える中国人は多く、「自分が支払ってメンツを立てたい」と考える人が多いため、誰が奢るかで言い争いに発展する場合さえある。

 さらに、日本人のドライバーたちは基本的にはクラクションを鳴らさないと紹介。これは「他の人に迷惑をかけない」という行動原則に基づいているとしたが、中国人のドライバーたちはクラクションを鳴らすことに何の抵抗もなく、時には怒りを表すために狂ったように鳴らす場合さえあると説明した。

 また、中国では小売店の店員が非常に横柄で、客に「売ってやる」という態度をとることがある。これは長らく「計画経済」を実施してきた経緯があるためかもしれない。あくまでも客の立場が上であるのが一般的な日本人の感覚からすれば、買い物で違和感を覚えるのは間違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)