中国中央テレビ(CCTV)が21日、新型コロナウイルスの感染拡大によって生活様式が変化した日本で、商機を見出すべく「在宅」向けの新商品が続々開発されていると報じた。

 同局は、新型コロナの感染が世界的に拡大する中で、手洗いや消毒はもちろんのこと、オフィスに出勤しないで仕事をする在宅ワークが日常生活において不可欠な一部になりつつあるとし、日本では新型コロナに伴う生活の変化が新たな商機をもたらしていると伝えた。

 そして、日本の服飾企業がこのほど、リモート会議向けに「パジャマ感覚で着られるスーツ」を開発したと紹介。スーツのジャケットは開襟のニットカーディガン、パンツもニット生地を採用した、ウエストを紐で調整できるイージータイプとなっており、スーツのような見栄えながらゆったりとした着心地でリモートの仕事や会議に参加することができると説明している。

 また、色調も紺、グレー、黒など落ち着いた「ビジネス仕様」となっているとし、「多くの顧客から、このような服を作って欲しいという声が聞かれていた」という企業の担当者の話を紹介した。

 記事は、新型コロナにより在宅ワークが増えたことなどで日本でスーツの売り上げが大きく減少しており、服飾業界も厳しい状況に立たされていることを伝えた。

 中国のネット上ではこれまでに「どうして日本人は真夏の酷暑でもスーツを着て仕事をするのか」という疑問がしばしば取りざたされてきた。在宅ワーク向けの「スーツ」の登場に、中国のネットユーザーからは「やっぱり日本人はスーツが好きなんだな」という声が聞こえてきそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)