日本を代表する食文化と言えば、寿司や天ぷらなどがすぐに思い浮かぶものだが、中国人からすると「弁当」も日本独特の食文化と言えるようだ。中国メディアの快資訊は16日、日本の弁当文化について紹介する記事を掲載した。

 記事は、初めて日本へ行く中国人は、日本で販売されている弁当の彩りや種類の豊富さに驚くものだと紹介。「その彩りや美しさは、もはや食べ物というよりも装飾品のようだ」と伝えている。そして、日本の弁当にはどれも「高級感」があるが、価格はそれほど高くはなく、1000円を超える弁当は少ないと伝えた。

 そのうえで、日本の弁当は「見た目」を重視していると分析。まるで芸術品のようで、色の組み合わせをよく考えており、おかず同士の味が混ざらないようにきちんと仕切りがされていると伝えた。この点、中国の弁当は見た目に食欲をそそられるものは少なく、盛り付けも適当でおかず同士が接触して味が混ざることが多い。

 また、日本の弁当は賞味期限ではなく、比較的短い「消費期限」が定められており、食の安全が確保されていると紹介。弁当のなかでも駅弁はより特別で、多くの種類から選ぶことができ、冷めてもおいしく食べられると伝えた。中国でも高速鉄道車内で弁当の販売があるが、価格は日本の駅弁とそれほど変わらないにもかかわらず、「適当に作った感」が強く、高級感はないと指摘し、「日本の弁当こそが本当の弁当であり、中国で売られているものは弁当ではない」と伝えている。

 中国は基本的に温かいものしか食べない習慣があり、中国料理は冷めると味が落ちてしまうものが多いため、弁当文化が発達してこなかったのかもしれない。この点で中国は、長い弁当文化の歴史を持つ日本を参考にできるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)