世界最大の自動車市場となった中国。今でも外資ブランドの自動車の人気が高いが、中国ブランドも台頭してきており、中国ブランドのシェア合計は50%を超えている。しかし、エンジンの分野についてはまだまだのようだ。中国メディアの百家号は17日、「なぜ中国産エンジンは日本を超えられないのか」と題する記事を掲載した。

 中国産エンジンが日系車のエンジンに敵わない1つ目の理由は、「中国では自動車の発展の始まりが遅かった」からだという。中国の自動車メーカーは日本の自動車メーカーより創業が遅く、後発であるためどうしてもエンジン開発の面で遅れているのだと論じた。近年は猛スピードで進歩しているものの、エンジンのようなハイテク技術はまだ時間が必要だとしている。

 2つ目の理由は、「エンジンの購入によって利益を確保しようとしているため」だ。これは中国の自動車業界全体の傾向で、エンジンは買った方が開発するより確実に利益が出るからだという。しかし、記事は、「これは怠慢さを示しており、自分で研究開発したくないだけだ」と批判している。

 そのうえで、日本の自動車メーカーがエンジンの研究開発に多くの資金を投入していることを称賛。しかも、進取の気性という民族特性も加わり、エンジン技術の面で世界トップレベルを保っていると高く評価した。

 しかし、最近では中国の自動車メーカーもエンジンの重要性を認識し、研究開発に力を入れているようだ。それで記事は、中国メーカーもエンジンの研究開発にさらに資金を投じることで、「いつの日かファーウェイのように世界をリードするような企業へと成長してほしい」と結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)