日本では2020年3月からサービスが始まった次世代の移動通信システム5G。まだサービスを利用できるエリアは一部に限られているが、早くも第6世代移動通信システム(6G)の研究開発が進められているという。中国メディアの快資訊は16日、日本が6Gの技術標準化を目指していると紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、5Gの分野で完全に出遅れた日本は、すでに次の規格に焦点を当てており、6Gで「中国より先に日本技術が標準化される」ことを目指していると紹介。これまで日本は、2Gや3Gで独自の規格を世界標準とすることに失敗してきたため5Gでは及び腰だったが、6Gについては本気のようだと分析した。

 記事によると、日本は6Gの標準化に関して、5Gにおける中国の失敗を参考にしているという。ファーウェイが米国から攻撃され、欧州から締め出されようとしているのを見て、日本は6Gの分野でまず米国や欧州との協力関係を結ぶことにしたと説明した。

 しかし、日本の6G技術の標準化は決して簡単なことではないと指摘。日本には人材が不足しており、競争力という面で劣勢にあるからだという。また、日本は6Gの分野で今のところトップレベルにあるとはいえ、中国もすでにファーウェイが6Gの研究開発チームを立ち上げているほか、米国、韓国、フィンランドなども巨額の資金を投入して開発を急いでいるため、日本が標準化に成功するかどうかは未知数だとしている。

 6Gは2030年ごろからサービス提供が見込まれており、日本が標準化に成功すれば日本企業にとって利益は非常に大きい。日本政府も支援に力を入れており、標準化の成功に期待したい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)