幼稚園や小学校などに通う子どもにとって重要なイベントの1つが「運動会」と言えるだろう。運動会が行われる学校は中国にもあるが、日本との違いもあるようだ。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、日本の幼稚園で行われた運動会の様子について紹介する動画を配信した。

 日本在住だという配信者の中国人女性は、子どもが通う幼稚園で行われた運動会の様子を撮影。日本の幼稚園は運動会を非常に重視しており、かなり前から保護者には運動会のスケジュールや細かな注意事項が伝えられると紹介した。子どもたちは1カ月も前から運動会に向けて毎日練習をするほか、保護者同士の会話も運動会の話題で持ち切りになるほどだという。これは体育がしばしば二次的、三次的な地位に追いやられる中国とは大きく異なっているそうだ。

 さらに、普段は子どものことに関わらない父親たちも、「運動会の日には会社を休んで参加するほどだ」と述べており、日本人が運動会をいかに重視しているかに大変驚いたようだ。そして、運動会のプログラムのなかには親子で参加するものまであり、勝敗にこだわるというより、子どもにスポーツの楽しさを体験させ、親子間の交流を深めることに重点を置いていると説明した。

 中国の運動会では保護者が参加することはおろか、見学もなしで行われることも多く、運動会の雰囲気は日本とはずいぶん異なるようだ。また、日本の運動会はほとんどが団体種目であるのに対し、中国では個人種目が多いのも大きな違いと言えるだろう。

 この動画を見た中国のネットユーザーからは、「これはいい。学ぶに値する」、「日本の教育は中国より数十年進んでいると言わざるを得ない」など、日本の運動会の方式を称賛するコメントが多く寄せられた。また、「日本のスポーツを重視する姿勢は中国と比べようがない。中国ではテストの成績を重視しており、多くの親は運動なんて意味がないと思っている」という意見もあったが、これは多くの保護者の声を代弁しているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)