中国のポータルサイト・百度に18日、「どうしてこれほど多くの人が日本を好きになるのか」とする記事が掲載された。

 記事は、日本が多くの人を魅了する要素としてまず、サービスの質やサービス提供者の態度が良好であることを挙げ、コンビニエンスストアをはじめとする各種商店や飲食店、さらには病院、銀行、行政機関などありとあらゆる場所で、顧客や利用者に対して恭しくサービスを提供するスタッフの様子を見ることができるとした。

 次に挙げたのは、物価が安定していること。中国の所得水準で考えると日本の物価はかなり高いものの、日本の所得に照らせば決して高くはないと伝えた。また、消費税が8%から10%に引き上げられたものの、全体的な物価はこの20年間ほとんど変わっておらず、中国のように様々な物の価格が急速に上昇するような現象が起きていないと説明している。

 さらに、治安がいい点にも言及した。ニュースではしばしば日本で恐ろしい事件が生じたことが報じられるものの、全体的な治安はやはり安定しているとし、例えば公共スペースの机に財布を置いたまま立ち去ってしまった際、他に誰かが見ているか否かに関係なく、財布を拝借するような人はほとんどいないのだと伝えた。

 このほか、トイレが清潔で、その大部分が無料で使えること、各種医療保険制度が充実しており、病気にかかっても安心して病院に行けること、四季が豊かであること、公共交通機関がほぼ定刻通りに運行されるなど、時間を守る意識が強いこと、信用第一の社会であること、物事に真剣に取り組み細やかな部分までこだわり、配慮することなどを挙げた。

 記事は最後に「このような日本社会は1年、2年で形成されたものではない。文化的な伝統と現代の教育の賜物であり、その両方があったからこそ今の日本のような社会ができるのである」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)