最近の中国では「家付き、カー付き、貯蓄付き」が多くの女性の求める結婚の条件とされている。特に、「家付き」が重視されており、持ち家のない男性は結婚できないとも言われている。それだけ多くの中国人にとってマイホームの購入は人生で非常に重要なイベントなのだが、中国メディアの百家号は17日、日本人と中国人では住宅購入に対する価値観が異なると指摘する記事を掲載した。あまりの違いに中国人は大変驚くようだ。

 記事は、日本人にとっての住宅とは、自動車と同じく購入したその日から価値が下がっていくものだと紹介。これは、住宅価格がこれまで上昇し続け、多くの人が不動産を投資の対象と見なす中国とは大きく異なっているという。

 このため、日本の若者、特に東京に住む若者はマイホームの購入に積極的ではなく、多くの人が賃貸で生活していると指摘。これは、同じく大都市に住む北京や上海の若者が、大学を卒業するとすぐにマイホームを買いたがる傾向と大きな対照を成していると驚きを持って伝えている。
 
 また、多くの日本人が住宅購入に消極的なのは、「物価が変わらないこと」も関係していると分析。住宅価格に何年も変化がないだけなく、家賃やその他の物価も基本的に10年前と変わっておらず、住宅を「資産」として見れない状況が多くの日本人の不動産に対する価値観に大きな変化を与えたと説明した。

 確かに、日本でもバブル景気のころには不動産ブームが起こり、多くの人が不動産に興味を示したが、今では価値観が変わった部分があると言えるだろう。今の中国は当時の日本とよく似ているとも言われており、この先、日本と同じ道をたどるのか、注視していきたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)