中国のポータルサイト・百度に18日、日本の国技である相撲について、多くの外国人が知らないであろう「おもしろい事実」を紹介する記事が掲載された。

 記事は、日本における印象深いスポーツと言えばきっと相撲が挙がるとし、日本では非常に人気が高いスポーツである一方で、多くの外国人にとっては理解が難しく、謎に満ちたスポーツであると伝えた。その上で、相撲の競技やその世界に関する知識をいくつか紹介している。

 まず、相撲はスポーツであると同時に宗教的儀式でもあるとした。長い歴史を持つ相撲は、日本の伝統的な宗教である神道とも密接なかかわりを持っており、今もなお神道の精神が力士の日常生活を支配していると紹介。土俵に上がる際には必ず清めの儀式を行い、最高の地位である横綱に新たに昇進した際には、明治神宮で最初の土俵入りを披露するのだと伝えた。

 次に、日常生活も稽古も非常に厳しく辛いものである点を挙げた。特に下っ端の力士たちの生活は非常に辛く、毎日早起きして稽古する傍ら、食事の準備や部屋の清掃など身の回りの仕事をこなす必要があると説明。食事も高い地位の力士が食べ終わるのを待たなければならないとした。そして、相撲の世界は地位の高低を示す番付に基づき、基本的に軍隊のような管理が行われており、多くの自由が制限されているのだと紹介している。

 さらに、力士は必ずしも肥満体型ではなく、特に、かつては細身の力士も多く存在していたことにも言及。現在大型の力士が増えた背景には、体格差を考慮しない無差別級の戦いという特徴の中で、少しでも体を重くすることでパワーを身に着け、優位に立ちたいという考えがあるからだとした。

 そして最後に、力士は感情を自由に表現することが許されていない点に触れ、公共の場所における行動に対するさまざまなルールが設けられているほか、取組後に大喜びしたり、がっかりしたりといった感情を見せることはご法度であると考えられていることを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)