近年、訪日中国人は増加の一途をたどってきたが、それでも中国の人口を考えると訪日経験のある中国人はごく一部に過ぎない。日本に関する情報には偏りがあるためか、日本を誤解している中国人はまだまだ多いようだ。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、日本について中国人が誤解しがちな4つ点を指摘する動画を配信した。

 日本で生活しているという配信者の中国人男性によると、中国人が抱く誤解の1つに「日本には痴漢が多い」ことがあるという。確かに日本の公共交通機関には痴漢撲滅を訴えるポスターなどが貼られているが、これは「それだけ日本人がこの問題に真摯に向き合っているから」だと説明。中国人はこうした注意書きを見て「日本は痴漢だらけ」と誤解してしまうのだという。

 2つ目は「日本人は毎日寿司や刺身を食べている」という誤解。日本人が寿司や刺身が好きであることに間違いはなく、スーパーなどでも販売されているほどだが、毎日食べているわけではないと指摘した。

 3つ目は「日本人は冷たい」というイメージだ。中国人からすると日本社会は溶け込みにくく、友人を作るのが難しいと感じるというが、配信者から言わせると「日本人との付き合い方が分かっていないだけ」だという。この配信者は見ず知らずの日本人から親切にしてもらった経験もあり、日本人は別に冷たくはないと擁護している。

 4つ目は「日本の物価は高い」という誤解だ。例えば、1リットルの牛乳なら日本も中国も値段は変わらないと指摘。豚肉も、最近では中国で値上がりしていることもあり、日本の価格と変わらないという。日本の物価が高いと感じるのは、中国がまだ経済発展していなかった時のイメージに過ぎないとしている。

 動画では4つの点だけを取り上げているが、恐らくほかにも多くの誤解があることだろう。今は新型コロナの影響で渡航が制限されているが、より多くの中国人が実際に日本を訪れることで、こうした誤解も徐々に解消されていくのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)