中国人が結婚相手に望む3つのものとは「家、車、良い仕事」と言われている。このうち、特に「結婚相手には家が必要」と考える人は多く、未だにそうした価値観が根強い。さらに「結婚時に家を買うためには6つの財布がある」と言われており、本人たちの財布に加えてそれぞれの両親たちもお金を工面して子どものために家を買うこともざらだ。一方、日本では結婚時に家を買う人はほとんどおらず、その時点ではまだ計画すらもないことも多い。一体なぜ日中でこれほど違うのか。中国メディアがその理由を明らかにしている。

 記事は、その理由の一つとして「デフレ」を挙げている。日本はこの10年で物価がほぼ変わらず、デフレ状態にある。こうした状況からも、多くの人たちが不動産の価値が下がることがあるとの認識を持っており、「資産」として重視しなくなったためと指摘し、「不動産価格が中国ほど上がっていないのに家を買うことに関心がないのはこのため」と述べている。

 さらに、失われた20年が日本人の価値観に影響を与えたから、とも指摘している。記事は「バブル絶頂期の日本は、円高を背景に世界中の資産を買っていた。しかし、やがてバブルがはじけ“資産を所有する”ことが一種の幻想に過ぎないという現実に気づいてしまった」と分析している。

 最後に、記事は「現在、中国はまだまだ不動産を資産と考えている人が多い。しかし、数年後には日本と同じように不動産の価値が下落することもありえる。現在の富豪が無一文になってしまうかもしれない」と警告している。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)