近代の歴史を振り返ると、世界の多くの国が列強によって植民地にされた経験を持っている。アフリカやアジアではほとんどの国が植民地となったが、日本はこれまで植民地になったことはない。中国メディアの快資訊は14日、「近代日本はなぜ植民地化を免れることができたのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、日本が植民地化されなかった1つの理由は「アヘン戦争から教訓を学んだから」だと分析。中国との貿易を通してアヘン戦争の結果を知った日本は、西洋諸国が日本へやって来ることを予期できたという。その後、各国との貿易を始めた日本は、金の流出が激しくなって物価が暴騰し、倒幕運動が激化したと紹介、そして明治維新後は、西洋から多くを学んで改革を徹底することができたと説明した。

 また、別の理由として日本が「小さな国で、資源も少なく、市場も小さかったこと」を指摘。アフリカや東南アジア諸国と比べると、植民地にする価値があまりなかったと説明している。そのため「日本には台頭する時間とチャンスが与えられた」と伝えている。

 さらに、日本人自身の「努力」と「強者から学ぼうとする強い意志」も関係しているとした。かつては唐に学び、近代では西洋に学ぶなど、意欲的に進んだ制度や知識を取り入れたことが関係しているのだという。

 その結果、日本は植民地にならなかったどころか、むしろ植民地を得る列強の仲間入りを果たしたと記事は紹介。この点、当時の清国でも明治維新に似た改革運動があったものの、徹底的には行われず、列強の侵入を許したのとは対照的と言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)