今はコロナ禍で国をまたぐ移動は制限されているが、別の意味で母国に帰りたいが帰れない外国人は多いようだ。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、在日中国人として「日本で働くのは辛い」と伝える記事を紹介している。母国に帰りたい気持ちと、帰りたくない気持ちとで揺れている在日中国人の気持ちを代弁している。

 この動画を配信しているのは日本で働いている在日中国人女性で、日本で働くことをどう感じているかを紹介。この女性は、「日本の会社は雰囲気が重い」と指摘。これは中国の企業と比べてのことのようで、日本での仕事はストレスが強く、母国に帰りたくなる人が多いと分析している。

 また、日本で仕事をしていると「ガラスの天井」があると感じるという。つまり外国人は役職に就きにくいと指摘した。よほど能力が優れていない限り役員クラスになるのは難しいそうだ。動画では直接述べていないが、昇進の機会が少ないことも帰国したくなる要因なのかもしれない。

 しかし、多くの中国人が心配する「日本で差別されるのではないか」との問題については、基本的にほとんどないと紹介。もちろん人によって違いはあるものの、直接的な差別はまず受けないとした。差別が原因で帰国したくなる中国人はあまりいないようだ。

 この配信者は、当面帰国するつもりはないとしているが、中国のネットユーザーからは配信者に賛同するコメントが多く寄せられた。「中国に帰ってきたら、仕事だけでなく、家に帰ってきても寝ている時もストレスで、もっとひどい」、「日本は食が安全なので、寿命が延びる」、「日本で生活していれば、心が穏やかでいられる」など、日本に留まることを勧める人が多かった。国内外の別を問わず、どこで働いていても良いこともあれば大変なこともあるのは変わらないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)