日本は米国などから武器を輸入しているとはいえ、潜水艦や輸送機などでは国産化を実現しており、その性能は非常に高いと言われている。しかし、武器輸出という点ではうまくいっていないようだ。中国メディアの百家号は12日、日本が武器輸出に成功できない理由について分析する記事を掲載した。

 記事はまず、日本では2014年に防衛装備移転三原則が制定され、武器輸出が可能になったと紹介。ほどなく日本は武器の輸出先を探すようになり、オーストラリアの潜水艦事業に入札してそうりゅう型潜水艦を売り込もうとしたほか、アラブ首長国連邦とはC2輸送機、インドネシアとは護衛艦の輸出で交渉を行っていると伝えた。

 しかし、いまのところ具体的な成果が出ていないと指摘。なぜ、武器輸出の面で日本はうまくいかないのだろうか。記事は、日本の武器性能の高さを認めつつも「価格も高い」と指摘した。そのため買い手としては同じ値段を出すなら欧米の武器を買おうと思うのだという。

 また、日本の武器輸出先は基本的に発展途上国であり、これらの国は経済的な理由から高額の武器を購入できず、性能の低い武器を大量に購入する傾向があると分析。このほか、武器は米国系とロシア系に大別できるが、日本の武器がこれらのシステムにうまく融合できるか未知数であるため、力を発揮できるか分からないことも買い手としては不安になるからだと説明した。さらに、日本は国際的な政治・外交面で影響力が小さいことも大きな理由だとしている。

 武器輸出の面では、アジアでは中国が存在感を示しており、多くの武器を輸出している。日本の武器輸出に関する現状は、中国にとっては警戒に値するものではないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)