中国人に人気の旅行先だった日本。日本旅行の目的には、買い物や日本ならではの体験のほか、「グルメ」が楽しみだという人も多かったことだろう。中国メディアの百家号はこのほど、日本へ行ったら「B級グルメ」を楽しむよう勧められたものだと紹介し、なぜ「A級グルメ」ではなく「B級グルメ」だったのかと問いかける記事を掲載した。

 記事は、A級のほうがB級より上だと多くの人は思うかもしれないが、実際のところ「両方ともおいしい」と指摘。ただ値段が違っているだけだと説明した。A級グルメは高級素材を使用しているが、B級グルメは庶民的な素材を使用していて、より身近という違いがあるが、いずれもおいしいのだと論じた。

 しかし、中国人からすると「安い商品には、安いだけの価値しかない」というのが常識であり、安くておいしいということがあり得るのか、疑問に感じるようだ。それで記事は、「高くて旨いのは当たり前。安くて旨いから価値がある」とのキャッチコピーを紹介。日本人は真剣にB級グルメを研究しており、料理のみならず、店の様子や店長の人柄までがB級グルメの要素になると解説し、B級グルメは「安い商品には、安いだけの価値しかない」という中国人の常識を覆す食べ物であると伝えた。

 そのうえで記事は、日本では「B-1グランプリ」というご当地グルメに関するイベントもあると紹介。投票形式でグランプリを決定するというもので、毎回多くの人が来場する人気のイベントだと伝えた。

 確かに、安くておいしい各地のB級グルメは中国人旅行者にとっても魅力的なグルメだと言えるだろう。中国にも全国各地にローカルフードがあるが、日本のB-1グランプリのようなイベントはないようであり、こうした方法を取り入れれば中国の地方も町おこしの一助になるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)