日本の国民食とも言えるラーメン。安くておいしく手軽に食べられるラーメンは多くの日本人に愛されている。ラーメンは中国から入ってきたものの、日本で大きな変化を遂げ、今では味も作り方も全く違う別の料理になっていると言えるだろう。中国メディアの百度は9日、「なぜ日本のラーメンは『ラーメン』という名前なのか」と題する記事を掲載した。

 中国のラーメンは、漢字で「拉面(拉麺)」と表記する。「拉」とは引っ張るという意味であり、小麦粉と水を合わせてよくこね、何度も引っ張って伸ばしながら細い麺にするという作り方であり、引き伸ばした麺による料理こそが中国では拉麺なのだ。

 しかし、日本のラーメン店では製麺所の麺を使ったり、手打ちにしても伸ばすのではなく切ることが一般的であるため、記事は「日本のラーメンは厳密にはラーメンと呼べないのではないか」と疑問に思う中国人もいると指摘した。

 しかし記事は、「日本のラーメンの名前の由来には別の説もある」ことを紹介している。これは、札幌の中華料理店・竹家食堂が発祥地という説だ。人気メニューの「肉絲麺(ロースーメン)」が「ハオラーメン」になり、のちに「ラーメン」と呼ばれるようになったという説だ。日本人にはロースーメンという発音が難しく、店主が当時店で盛んに聞かれた中国語の「好了(ハオラ、できましたという意味)」から命名したと言われているという。

 「ラーメン」の名前の由来については諸説あるが、麺よりスープにこだわるのが日本のラーメンの特徴だ。そして、味は地域によっても店によっても大きく違うのも日本のラーメンならではだ。いずれにしても、日本のラーメンがそのおいしさで中国人を魅了しているのは確かだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)