経済や科学技術、軍事など多くの面で急速に力を付け、台頭してきた中国。今や米国と各方面で対立するほどになったが、中国の台頭は他国の援助なしでは語れないだろう。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、中国が台頭するうえで「助け」になってくれた4カ国について紹介する動画を配信した。

 中国台頭を助けた国の筆頭といえば、やはり「旧ソ連」だという。世界で最初に中華人民共和国を承認した国の1つで、1950年には中ソ友好同盟相互援助条約を結んだと紹介。設備や機器、各種材料などの様々な形で多くの援助を受けたという。朝鮮戦争後、中ソ関係はより親密となり、さらに多くの支援を受けたと伝えた。

 次いで「ウクライナ」も大きな助けになったと紹介。特に軍事面での援助が大きく、ウクライナがいなければ中国軍の近代化は10年以上遅れていただろうとしている。これには中国初の空母「遼寧」のベースになった「ワリヤーグ」をウクライナから購入したことも含むと指摘した。また多くの技術者の援助により中国版イージスを作ることができたという。

 また動画では3番目に日本を紹介している。日中国交正常化後、中国が戦争賠償の請求を放棄したことに日本はいたく感動したと説明。そのため最大限の援助を中国に提供し、北京の地下鉄や上海の浦東国際空港、日中友好病院など、政府開発援助を通じて多くの施設建設を助けたと伝えた。また、民間による対中投資も巨額だと指摘している。このほか、医療面ではポリオ撲滅に大きく貢献したという。

 最後は「米国」だ。現在、米国は中国を脅威と見なして敵対的な政策を取っているが、客観的に見ると米国の助けは大きかったと分析。新中国成立時に米国などが中国を引き入れようとしたことで、ソ連が中ソ友好同盟相互援助条約を結ぶことにつながったため、間接的な援助になったとしている。こうしてみると、多くの国の援助を受けて現在の中国があると言えるのは間違いないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)