中国のポータルサイト・百度に10日、「日本という国は小さいが、トイレだけでも世界に存在感を示すことができる」とする記事が掲載された。

 記事は、日本ではトイレが一つの独特な「文化」を形成していると紹介。そこには清潔さと快適さを追求する精神が深く結びついているとした。そして、「便所飯」をする若者が少なくないという点からも日本のトイレの清潔さがうかがえるとした上で、日本のトイレが優れている点をいくつか挙げている。

 まず最初に言及したのは、トイレットペーパーだ。日本のトイレットペーパーは容易に水に溶けるため、使用後に便器に入れて水に流すことができると紹介。これにより使用済みのペーパーの匂いがトイレ内に残らないほか、個室のごみ箱を掃除する手間も省け、雑菌の繁殖も防ぐことができるとした。使用済みのペーパーが近くにないという点が「便所飯」を可能にする第一条件と考えているようだ。

 次に挙げたのは、清掃が非常に行き届いている点である。トイレの利用者が清潔を保つことを心掛けるだけでなく、清掃がしっかり行われていることが重要であり、日本の商業施設や飲食店のトイレには必ず「トイレチェック表」があり、多くのトイレで1時間ごと、所によっては30分ごとに担当者によるトイレ内の清潔状態のチェックが行われていると伝えた。

 さらに、日本のトイレは清潔なだけではなく、設備も充実しているとして、冬に重宝する加温便座、温水洗浄、温風乾燥などといった多機能な便座が大部分のトイレに取り付けられていると紹介。プライバシーを守るために、使用中に音を流す機能が備わったトイレもあるとした。

 記事は、日本ではスマート便座の普及率がすでに8割近くに達しており、この20年ほどですっかり「国民的製品」になったとし、中国の家庭におけるスマート便座の普及率はまだまだこれに遠く及ばないと伝えた。そして、「スマート便座は快適さと清潔さを求める大衆の心理にマッチしたもの」とし、スマート便座のさらなる普及、そして人びとの清潔を守ることに対するさらなる努力によって、トイレをはじめとする中国の生活環境はさらに良いものになっていくだろうと結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)