世界で唯一の被爆国である日本。持たず、作らず、持ち込ませずの「非核三原則」を国是としているが、中国は日本が核兵器を持つのではないかとの恐怖を常に感じているようだ。中国メディアの網易は9日、「日本は核兵器を作る能力がある」と主張し、日本を警戒する記事を掲載した。

 記事は日本について、「核兵器の恐ろしさを、身をもって体験しているにもかかわらず、核兵器を発展させる芽を隠している」と主張。日本が核兵器を製造する、あるいはしている可能性を示唆した。

 そもそも、日本にはそれだけの能力があるのだろうか。記事は「経済」、「技術」、「材料」の3つが揃えば、その気になればいつでも核兵器を製造できると主張している。

 日本は経済大国であるほか、技術面では、第二次世界大戦中から研究を始め早くから発展しており、中断もあったとはいえ、材料を核兵器に変換するだけの技術はあると論じた。材料面でも、日本にたくさんある原子力発電所から材料はいくらでも取れると主張している。

 実際に日本が核兵器開発を行うなどありえない話だが、それだけ中国は日本を「核兵器の製造能力がある国」と見ているということだろう。記事は、「国民と米国がそれを許さない」としながらも、日本はロシアですら疑うほど警戒すべき相手であると主張している。

 記事の主張にはまったく根拠がないが、中国ではこのような主張が数多く存在するのも事実であり、多くの中国人が「日本は野心を捨てておらず、中国は警戒を緩めるべきではない」と信じ込んでいるのも事実だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)