中国企業とビジネスを進める日本企業の中には、中国との仕事の進め方の違いに戸惑いを感じる人は多いようだ。そもそも、物事を周到に計画し、何事も慎重に進めようとする日本、スピードと効率重視で仕事を進めることの多い中国とではかなり違う。中国メディアの騰訊は、「日本在住6年、日本とのビジネス経験10年」という人物の感想を紹介し、日本と中国の仕事の進め方の違いについて紹介している。

 まず記事は、「日本では中国とのビジネスに際して初めて中国のやり方を知り、初めて中国人との付き合いを始める人もが多い、ということを知る必要がある。多くの日本人は、中国人とプライベートで知り合う経験はあまりないだろう」と述べている。そのため「多くの日本人は、中国企業と仕事を進める時にカルチャーショックを感じ、仕事の仕方の違いに戸惑いを感じるようだ」と述べている。

 例えば、ある時中国企業が日本と合弁で工場を立ち上げることになった。竣工予定日まで残り二ヶ月を切るころ、日本側の設計士が工事現場を視察し、「このままでは二か月後の運用は無理」と述べた。しかし、結果として二か月後には完成にこぎつけた。さらに、工場内の道路の舗装も竣工式前日にはできていなかったが、地元当局の関係者にかけあった結果、竣工式前日の夜中に急遽工事が始まり、当日の朝にはできあがっていた。あまりにも、物事がスピーディーに進むので日本企業の関係者が目を丸くしていた、と述べている。

 まとめとして、「多くの日本人が中国へ抱くイメージは“爆買い”、“低品質”、“貧富の差”などネガティブでプロトタイプなものが多いが、実際に中国で仕事をする日本人は、それだけでない良い面も見ることになる」とまとめている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)