9日付けの中国メディアの百度が今投資する価値のある日本の技術について取り上げている。その技術とは「食品ロス削減技術」だ。どのような点が中国メディアの注目を集めているのか。

 まず記事は、日本が政府を挙げて「食品ロス削減」に取り組んでいることに注目。しかも、日本では様々なシステムを作って取り組んでいる点を取り上げている。

 記事は、テクノロジー先進国らしい日本の取り組みについて説明している。例えば、常温で200日以上の保存が可能な豆腐の開発に成功した例を紹介。さらに、特殊なパッケージの開発により酸素の浸透率を調整し、食品の長期保存に成功している例なども紹介している。

 また、人工知能(AI)を活用した取り組みについても紹介している。例えば、人工知能を使って豆腐の消費動向を予測、出荷量を調整する試みについても紹介している。この取り組みでは、気象予測や消費動向などのデータを連動させ、商品の需要予測を立てている。結果、「以前は予測と実売の差が10%程度だったのが、現在はその差は1%にまで縮まっている」とのこと。

 こうした日本の開発する仕組みに関心を示す中国人経営者も多いようだ。記事は「こうした記事は主に民間企業の開発した技術であり、中国企業が日本企業と協業し、同じ仕組みを中国でも活用することは可能であり比較的容易」とまとめている。今後、こうした「食品ロス削減」のためのシステムが、中国へ輸出される日も近いかもしれない。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)