中国の自動車市場で人気の高い日系車だが、自動車産業の古い歴史を有する欧州市場で、日本車はどれだけ人気なのだろうか。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、欧州における日本車の人気の度合いについて紹介する記事を掲載した。

 動画の撮影者は、中国人のなかには「何があっても絶対に日本車は買わない」という人もいると指摘。その気持ちは理解できるとしつつも、実際には中国の路上には日本車が数多く存在しており、「相手の長所を認めてそこから学ぶことは、教養があることの表れだ」と述べている。

 そのうえで、欧州における日本車の人気ぶりについて、欧州で行われたトヨタの旧車で走行するイベントの様子を紹介。そこにはカローラレビンのほか、スープラ、ソアラ、セリカ、MR2、スターレットなどが映っており、その多くが80年代から90年代の車のようだ。なかにはもっと古い車種もあるようだが、いずれも状態の良い車ばかりで、よくメンテナンスがされているようであり、トヨタの旧車の愛好家が少なくないことがうかがえる。

 撮影者は最後に、「この映像を見れば、欧州における日本車の存在感が良く分かるだろう。自動車文化が深く根付いている欧州で、多くの人が日本車を愛している」と指摘。欧州人は日本車が好きなのかと問いかけること自体がおかしなほどで、欧州人の日本車好きは言うまでもないことだとしている。

 これを見た中国のネットユーザーからは、「自分の好きな車に一生乗ることができ、いつでも道路に出て運転できるというのは幸せなことだ」とのコメントが寄せられた。それだけ中国では、どの国の車であるかを問わず旧車が大事にはされておらず、まだ自動車文化が根付いていないと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)