中国のポータルサイト・百度に8日、日本が将来世界で第3の規模を持つ核兵器大国になる可能性があるとする記事が掲載された。

 記事は、現在世界で最も多くの核弾頭を配備しているのが米国とロシアで、それぞれ7000発余り存在すると紹介。中国は200発あまり、英国とフランスは合わせて400発程度、そして数は少ないながらもインドやパキスタンも一定数の核弾頭を配備していると伝えた。

 その上で、現状核兵器を保有していない日本についても「すでに、原子力関連技術を核兵器に転化する能力を備えている」と主張。将来、次の核兵器大国となるのは中国ではなく日本である可能性が高いとの見方まで出ており、日本は民間用分野で高い原子力技術を広く用いているとした。

 そして、日本が持っている増殖炉の技術は国際的にも難しいとされている重要技術であると伝えたほか、日本には英国、フランス、中国の3か国の合計よりも多い核兵器を製造できるほどのプルトニウムが貯蔵されていること、コンピューター分野の高い技術による実際に核実験を行わなくても精度の高いシミュレーションが行えることなどを、日本が大量の核兵器を作り、保有することが可能な「隠れた核兵器大国」であるという主張の根拠としている。

 記事は、さまざまな技術の蓄積により、日本は短期間のうちに核兵器を作り出すことができるとした上で、ロシアの専門家からは「1年程度で、核実験を行うことなく、高速かつ大規模なコンピューターによるシミュレーションを経て、完成させることができる可能性がある」との見方も出ていることを伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)