日本人のルーツについては諸説あるが、中国では多くの人が「日本人のルーツは中国人」だと信じて疑わない。この説はどれほど信ぴょう性があるのだろうか。中国メディアの快資訊は7日、「日本人のルーツは本当に中国なのか?」と題する記事を掲載した。

 記事は、多くの中国人が日本人のルーツは秦の時代の中国人だと思い込んでいると紹介。秦の始皇帝の命を受けた徐福が、3000人の若い男女と共に不老不死の薬を探しに日本へ来て、そのまま戻らず定住したという説を信じているという。これは、実際に中国人と話をしてみると実感できることだ。

 また、日本人自身もルーツは中国だと考えている人がいると主張。その代表的な説が、秦の始皇帝の子孫とされる「弓月君」が日本に来て定住したというものだと伝えた。そして「弓月君」の子孫が「秦氏」となったとしている。

 しかし、最近のDNAの調査によると、日本人のほとんどは中国の中原(黄河中流域)からは来ていないことが分かったと記事は紹介。一部の日本人は中国チベット地区から来ており、多くは東南アジアから来ているようで、漢民族とのDNAの類似度は高くないという。

 日本人のルーツについては様々な説が出ており、日本各地に「徐福伝説」が残っていることも興味深い点である。最近では遺伝子レベルでの解明も進んでおり、日本人の祖先は複数のルートから来ていることが分かっているが、それでも中国人としては「日本人のルーツは中国」であって欲しいのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)