中国のポータルサイト・百度に7日、「日本の道路にはどうして雪が積もらないのか」とする記事が掲載された。

 記事は、冬の到来によりスキーなどのウインタースポーツを楽しみにする人がいる一方で、大雪が降って道路に積もり、車の運転や歩行が大きく制限されるだけでなく、除雪したそばからどんどん積もっていく雪かきの重労働にため息をつく人も少なくないと伝えた。

 その上で、日本の一部都市では、雪の日でも除雪車が出動していないのに道路に雪が降り積もらないと紹介。日本の道路には特殊な素材が用いられているのではないかとの意見もあるとしつつ、その本当の理由を知った中国人からは「やはり日本は発展した国だ」との感嘆すら聞こえてくると伝えている。

 そして、中国人を感嘆させた「正体」が、道路の脇または中央線部分に設置された消雪パイプであると説明。普段は何に使われるわけでもないこの設備が、雪の日には大いにその力を発揮するとし、パイプから放出される水によって路面に積もった雪がどんどん融けていくのだと紹介した。

 記事は、この消雪パイプ設備が1961年に新潟県長岡市の道路で初めて使用され、以後日本の雪が多く降る地域で広く用いられるようになったと伝えた。一方で、この便利な設備にも大きな問題があるとし、地下水をくみ上げて撒くことで地盤沈下を引き起こす恐れがあること、撒かれる水は加熱されているものの、やがて冷えて凍結し、アイスバーン化する可能性もあることなどを挙げた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)