日本の中学生のお小遣いの相場は月額1000円から2000円ほどだと言われる。多くの子どもが、毎月のお小遣いによってお金の管理の仕方を学んでいくと言えるだろう。中国メディアの百家号は6日、中国と日本のお小遣いのあげ方の違いについて紹介する記事を掲載した。

 記事によると、中国では多くの親が「子どもが欲しがる時にお金を渡す」という形でお小遣いをあげるという。一方、日本の子どもは「労働を通してお小遣いをもらい、お金の管理の方法を学ぶ」と紹介した。実際には、毎月固定でお小遣いをあげるなど、日本でも家庭によって方法は異なると思われるが、記事は労働の対価としてのお小遣いが子どもの成長に役立つので、中国の親も学ぶべきだとしている。

 そのうえで、子どもが欲しい時にその都度お小遣いをあげていると、子どもは「お金は簡単に手に入るもの」と思ってしまい、容易に浪費するようになり、お金の管理ができなくなると指摘。実際にそのような子どもが中国では多いようだ。

 それで記事は、日本の多くの家庭で見られるようなお小遣い制を学び、「子どもがお金を欲しがってもすぐにあげないこと」、「成績が上がったご褒美としてお金をあげないこと」、「無駄遣いではなく節約を学ばせること」、「労働の対価としてお金をあげること」、「お金の管理方法を教えること」を強く勧めている。

 子どもを甘やかすような形でお小遣いをあげることは、実際には子どものためにはならないと言えるだろう。一人っ子政策が長く続いた中国では、甘やかされて育つ人が多くなっていると言われており、中国でよく指摘される問題点の1つである。日本の方法が完璧というわけではないだろうが、お小遣いのあげ方という面で中国にとっては日本が参考になっているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)