中国のポータルサイト・百度に8日、サッカー・アジアチャンピオンズリーグ(ACL)で4年連続日本のクラブに敗れて敗退した中国スーパーリーグの強豪・上海上港が「日本恐怖症」に陥ったとする記事が掲載された。

 記事は、7日にカタール・ドーハで行われたACL決勝トーナメント1回戦で上海上港がヴィッセル神戸に0-2で完封負けを喫し、敗退したことを紹介。「イニエスタ率いる神戸に敗れたことで、上海上港はACL決勝トーナメントで4年連続日本のクラブに敗退させられた」と伝えた。

 その上で、この試合により今シーズンの上海上港の試合はすべて終了となり、スーパーリーグで今シーズン4位に終わり、協会杯トーナメントもすでに敗退している状況で、来年のACL出場権を獲得するには、スーパーリーグで優勝し、現在協会杯トーナメントで準決勝まで勝ち残っている江蘇蘇寧が「2冠」を達成することを祈るしかないとしている。

 記事は、両クラブの間にはちょっとした因縁があることに触れ、以前ACLで上海上港が決勝トーナメント進出を決めた後のグループリーグ戦でわざと負けて、決勝トーナメントで「戦いやすい」と踏んだ江蘇蘇寧と対戦できるように仕組んだことがあったと紹介。江蘇蘇寧はその時の屈辱を今シーズンのスーパーリーグで晴らすことに成功し、両者の立場はすでに逆転しつつあると伝えた。

 そして、ヴィッセル神戸戦を最後に元ブラジル代表FWフッキが退団を表明するなど、上海上港は今オフに複数の人材流出危機に直面する可能性が高いと指摘。一方でスーパーリーグ内での年俸制限措置によって以前のようにビッグマネーで有力外国人選手を呼び込むことは難しくなっているとし、これまで「助っ人頼み」で攻撃を組み立ててきた上海上港を待ち構えているのは、チームの再建問題だと評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)