中国の自動車市場で高い人気を誇る日系車。新車販売台数では2割あまりのシェアを占めており、2019年は中国市場全体が前年比8.2%減と落ち込むなか、2.7%増と好調に推移したほどだ。

 広大な国土を持つ中国では特に広東省において日系車人気が突出していると言えるだろう。中国の動画サイト・西瓜視頻は、「広東省では本当に日系車が人気なのか」と題する動画を配信し、その真偽を確認している。

 動画では、広東省の駐車場の様子を紹介。ずらりと並んだ車を1台1台確認しているが、見事に日系車ばかりのようだ。動画で車種が確認できた車は13台で、そのうち中国の自主ブランド車が1台、ドイツ車が1台であったほかはすべて日系車であり、やはり広東省の日系車人気は本物のようだ。

 そのほかにも撮影者は、自身の感覚として「広東省を走る車の9割は日系車だ。日系車ばかりで恐ろしくなるほどだ」と述べている。9割というのは若干の誇張が入っているが、それでも広東人は圧倒的に「日系車が好き」と言えるだろう。中国は北京などの北方ではドイツ系の人気が高く、南方では日系車の人気が高いと言われているが、動画はこれを裏付けた内容になっている。

 寄せられたコメントを見ると、「広東省は確かに日系車ばかり」という声が目立った。ある広東人ユーザーからは、「周りの親戚・友人の99%は日系車に乗っている。広東人の価値観は江蘇・浙江・上海とは違う」とのコメントが寄せられており、広東人は実用的なものを好むと伝えていた。また、湖北省出身者からは「広東省に住み始めたら、周りに感化されて日系車を買ってしまった」というコメントも投稿されており、広東省での日系車人気は確かなものと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)