近年、長足の進歩を遂げたと言われる中国の自動車産業だが、中国メディアの捜狐はこのほど、中国車と日本車を比較し、中国車のなかにも日本車に負けない競争力を持つ車があると主張する記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、長安汽車の「悦翔V7」だ。日本ではなじみのない車種だが、中国ではまずまずの売れ行きであり、評判も悪くないようだ。この車を中国や東南アジアなどで主に販売されている日本車のサブコンパクトセダンと比較している。

 記事は、全体的に見ると悦翔V7は日本のサブコンパクトセダンよりも「ワンランク上」であり、特に内装のレベルが高いと評価。悦翔V7は特に外観のデザインが日本車よりも調和がとれていて、コントロール性も優れているとの声があると主張した。

 一方、唯一の欠点は「燃費」だとの指摘があり、この点では日本車の方が優れていると認めた。しかし、悦翔V7は静粛性が良く、「このコストでこれだけの材料を使用できるのはすごい」との声が出ていると伝えた。記事によると、これは設計理念が異なるためで、日本車は15年先まで考えて設計しているのに対し、中国車は5~10年で買い替える前提で設計しているので、小さな問題は気にしないのだという。

 それで記事は、中国は今や自動車技術に大きな自信を持つようになっており、多くの国もその実力を認めざるを得なくなっていると主張。科学技術の分野で「日本を超えつつある」と自賛し、中国車の実力向上も認められていると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)