中国のポータルサイト・百度に3日、新型コロナウイルスの感染者増続く日本において、新型コロナ以上に自殺者の増加が深刻になっていると報じた。

 記事は、今年10月だけで日本で2153人が自殺したと紹介。性別では男性が1302人、女性が805人となっており、地域別では東京が最も多い225人だったとした。また、今年1~10月の累計の自殺者が男性1万1541人、女性5678人の合わせて1万7219人に上っており、特に10月の女性の自殺者数は今年1月に比べて72%多くなったと伝えている。

 また、11月29日時点での日本における新型コロナ肺炎の死者数が2126人だったことを挙げ、10月の1カ月だけで新型コロナ肺炎による累計死者数を上回る人が自殺により死亡したことが明らかになったとする日本メディアの報道を紹介し、もともと日本社会に存在した高齢化、家庭内暴力、社会亭孤立といったネガティブな要素に、新型コロナが加わったことで、自殺者数が大きく増加したとの分析が出ていることを紹介した。

 さらに、特に女性の自殺者が急増している背景には、女性の多くがホテル、飲食業、小売店など、新型コロナによる大きな打撃を受けたサービス業界に従事していることが関係しているとする専門家の見方を伝え、サービス業界で大規模な人員削減が行われていることで、多くの女性が精神的な圧力を抱えている可能性があるとした。

 記事は最後に「こうして見ると、中国にいるのは非常に幸福なことだと思う。上半期の新型コロナ流行でわれわれも大きな影響を受け、多くの業界が打撃を被ったが、最終的には暗闇から抜け出して光を取り戻すことに成功したのだから」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)