「猫派か犬派か」という話題は、日本では年代、性別の違いを問わず盛り上がるものではないだろうか。犬にも猫にもそれぞれ違った魅力があり、どちらも好きだという人は非常に多いが、近年は猫の飼育数が伸びていて、犬の飼育数より猫の方が多くなったと言われている。

 中国メディアの快資訊は1日、「日本では猫が特別扱いされている」と紹介し、日本人は世界で最も猫好きの国民ではないかと論じる記事を掲載した。

 日本人はどれだけ猫が好きなのだろうか。記事は、日本のスーパーにはキャットフードや缶詰、その他各種猫用品がずらっと並んでいると紹介。猫を専門にした獣医もいて、猫用の風呂、旅館、それに葬儀業者までいると伝えている。

 しかし、意外にも日本の猫は「中国から来た」という説があるという。遣唐使とともに来たのが最初で、貴重な書物をネズミの被害から守るために連れてこられたと言い伝えられている。それが本当なら、日本に連れてこられた猫と中国の猫との間には、その後の待遇に大きな差が出たと言えるだろう。

 記事は、絵画など過去の芸術品を見る限り、中国で猫は「狩りをする動物」として扱われたのに対し、日本では「幸運を呼ぶ動物」と見なされ大切にされたと紹介。猫の神社・寺が多いのも、それをよく表しているという。また、猫の「癒し効果」も、日本人を猫好きにさせていると分析している。確かに、日本には非常に多くの猫カフェがあり、訪れる人を癒してくれている。
 
 記事の指摘どおり、中国では猫は大切なペットというよりも、ネズミを捕るなどの目的で飼う人が多かった。ペットブームに乗って飼い始めた人も、大抵有名な品種を選んでいてアクセサリー感覚が強い。この点、存分に愛され「特別扱い」されている日本の猫は幸せと言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)