日本では昔からある「立ち食い文化」。立ち食いそばが代表的だが、なじみの薄い中国人には立ち食いの店が面白く感じられるようだ。中国の動画サイト・西瓜視頻では1日、中国人女性が「日本の立ち食い文化」を紹介。「日本人はなぜ立ち食いの飲食店が好きなのか」について分析している。

 中国でも立ち食いや歩き食いをする人は珍しくないが、立ち食いの店というのはまずないだろう。日本式ファストフードとも言える「立ち食いそば」の歴史は、江戸時代にまでさかのぼるようだ。動画では、日本はそばのほか、寿司、ラーメン、焼き肉、居酒屋など、立ち食いを売りにする店は多岐に及ぶと紹介している。

 なぜ日本人は立ち食いの店が好きなのだろうか。この女性は4つの理由があると分析している。1つは「店側の都合」。立ち食いなら狭い店舗でも営業でき、回転率が高くなるので利益率も高く、人員が少なくてすむので負担も少ない。2つ目は「客側の都合」。日本の会社は昼休みが短く、昼食をさっと済ませたい人に重宝されていると紹介した。

 3つ目は「安いこと」で、4つ目は「単身者が多いこと」。待っている家族がいなければ、夕食は外食率が高くなる。ゆっくり食べる必要もないので、夕食は立ち食いでさっと済ませるのだろうと推測している。

 日本の立ち食い文化は、近年おしゃれな店が増えてきたことで敷居が低くなり、より親しみやすいイメージになっている。なじみのない外国人にとっては、立ち食いは日本ならではの観光資源になるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)