日本のサービス業の質の高さは中国でたびたび称賛されているが、公務員はどうなのだろうか。中国の動画サイト・西瓜視頻ではこのほど、日本在住の中国人が「日本の市役所を利用した体験」を伝えている。「日本の公務員がどのように人民に奉仕しているか」を見て欲しいそうだ。

 この男性はまず、日本では「公務員の職場環境は決して良好ではない」と紹介。どこの役所も、建物が古びていて設備も新しくはないと指摘している。中国では、政府機関の建物にはお金をかけて豪華に作るため、違いを感じたのだろう。

 それから、公務員の仕事態度について「まじめで、仕事が細かく、接し方が丁重で、説明が丁寧」と称賛。職員が椅子に座った人に話しかける際には、相手の目線に合わせて腰を落とすとも紹介し、これが日本の公務員の態度だと伝えている。

 動画に対する反響は大きく、中国とは全く違うと驚いたり、これこそ本当の奉仕なのだと称賛するコメントが多く寄せられた。「中国は人脈社会なので、コネのない人は何もしてもらえない」、「上から目線ではなく、わざと意地悪なことをせず、責任転換もしない、というだけで中国の99%の公務員より良い」という人までいた。

 最近中国では腐敗の取り締まりが厳しくなっているが、コメント欄を見る限り今でもこの問題はあるようだ。「田舎に帰って手続きをするときは、わいろを渡さないと何もしてくれない」などのコメントが多く見られた。さらには、「柵もないし、ガラス越しでもない」、「警備員の姿も、監視カメラもないが、大丈夫なのか」など、日本との違いを指摘する人も多かった。こうして比較してみると、同じ公務員でも日中では大きく異なっていると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)