中国は木造建築の家が非常に少ないが、日本では一戸建てに占める木造建築の割合が9割を超えており、ほとんどが木造と言って良いだろう。そのため、中国人からすると「日本は地震が多いのに木造建築で大丈夫なのだろうか」と疑問に感じるようだ。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、日本の家屋の地震対策について紹介する動画を配信した。

 動画の撮影者はまず、一般住宅の基礎工事現場の様子を紹介。中国人のなかには日本の住宅は基礎まで木造だと思っている人がいるためか、「木造と言っても基礎には鉄筋コンクリートが使用されている」と伝えた。また、住居部分を建築中の様子も紹介し、「日本では耐震や制震の工法を用いており、地震の際に揺れはするが建物は倒壊しないようになっている」とその安全性を説明した。

 また、中国では日本の木造住宅では「釘を使わない」で建築すると思っている人もいるようだが、動画では接続部分に金属を使用しており、ボルトや釘を使っていると指摘している。そして、古い家屋は地震の際に倒壊しやすいが、新しい家屋は耐震技術を使用して建築しているので安全だと強調した。

 このほか、マンションなどでは最新の「免震」工法が使用されていると紹介。地盤と建物の間に振動を吸収する装置があり、地震が発生してもあまり揺れを感じないようになっていると伝えた。

 これを見た中国のネットユーザーからは「良心的な建築だ」、「日本の家屋は地震を考えて作っている。某国のようにおから工事によって地震で多くの被害が出るということはない。日本にへつらうわけではないが、全世界が日本の建築に学ぶべきだ」など、称賛のコメントが寄せられた。確かに、日本は建築物に対する耐震基準が厳しいが、それをきちんと守って建設していることもまた重要なポイントの1つと言えるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)