中国ではホテルのチェックアウト時に部屋の検査、確認をするのは普通であり、当然のことでもある。しかし、日本にはその習慣がないため、多くの訪日中国人を驚かせてきたようだ。中国メディアの快資訊は26日、「なぜ日本旅行では、ホテルのチェックアウト時に部屋の確認が必要ないのか」と題する記事を掲載した。

 中国のホテルでは通常、チェックイン時に「保証金」を支払う。そして、チェックアウト時に部屋の検査をして、備品が壊されたり無くなったりしていなければ保証金が返却されるというシステムだ。

 これは日本にはほとんどないシステムだが、記事はその理由について、「日本人は他人に迷惑をかけないように注意しているので確認の必要がない」と紹介。日本人の宿泊客は、ホテルでも自分の家にいる時と同じように過ごし、備品を大切に扱うほか、チェックアウト前には部屋をきれいにしてから部屋を出ると伝えた。

 これは、多くの日本人にとっては当たり前のことであり、自然と行っていることだと思われるが、中国人を驚かせているようだ。記事は、ホテルの部屋をきれいに使用することは小さなこととはいえ、こうした努力が国全体の民度向上につながると論じている。

 中国では公共の施設や物を大切に扱わない傾向がまだ強い。日本のようにチェックアウト時に検査が不要になるにはまだまだ時間がかかることだろう。この点で日本とはかなりの差があることは間違いなさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)