日本のサービス業の質は世界的に有名で、日本旅行に来た中国人が「期待以上だった」と感動して帰国することも少なくない。そして、質の高さは医療サービスにおいても同様と言える。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、日本在住の中国人女性が「娘に発疹が出たので、病院に行ってみた」と、日本の医療サービスを紹介する動画を配信した。中国の病院と違う点を紹介している。

 この女性は、娘の顔にいくつか湿疹ができたため、心配して病院に行ってみたそうだ。結局、ただ蚊に刺されただけと分かって一安心したのだが、それだけで終わりではなかったと紹介している。日本人の医者は写真のたくさん載った本を取り出して「蚊は1年のうち3月から12月まで活動する」ことや、「蚊に刺されやすい体の部位」まで説明。これから出す薬についても説明し、最後には子どもに飴をくれるほどのサービスぶりだったことを伝えた。

 日本は医薬分業なので、ここからさらに薬局に行ったことも紹介している。初めての利用のため問診票を書き、窓口でさらに詳しく薬についての説明を受けたという。ここでも、薬の名前と写真、薬の働きと注意事項の書かれた紙も渡してくれた、と細やかさに感心した様子だ。この中国人女性は、病院でも薬局でも、中国では期待できない質の高い医療サービスを受けることができたようだ

 日本の病院の患者に優しい対応を見た中国のネットユーザーからは、中国と比べるコメントが多く寄せられた。「日本の医者はとても親しみやすく、薬についての説明も細かい」と称賛する人や、「日本のサービス業が世界一というのは全然大げさではない」など、感銘を受けた人が多く見られた。

 また、日本の医者の対応を見て、逆に「中国の医者はほとんどが獣医のようだと思った」という指摘も見られたが、これは医者が患者に詳しい説明をすることが少ないので、まるで動物病院のようだということのようだ。中国の病院には、患者の命だけでなく尊厳も守る日本の病院を、大いに参考にしてもらいたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)