中国のポータルサイト・百度に25日、「特殊な文化を持つ日本の企業社会、過労死が多いのも頷ける」とする記事が掲載された。

 記事は、日本では11月が「過労死等防止啓発月間」とされており、2014年制定の「過労死等防止対策推進法」に基づき定められたと紹介。日本では生活ストレスが大きいことに加えて、独特の文化を持っていることで働く人の疲労が蓄積しやすく、過労死が日本の企業や社会における一種の文化になってしまっていると伝えた。

 そして、日本で過労死がしばしば起きる主な原因は多すぎる残業であると指摘。残業の理由として、上司が残業してしまうことで部下が帰れなくなる、仕事の効率が低い、24時間営業など日本社会がサービスを過剰に求めている、物事をとことんまで突き詰める「職人気質」といった点を挙げた。

 さらに、もう一つ大きな理由として「会議が多すぎる」点を挙げている。日本で働く外国人の多くが日本企業はムダな会議が多すぎるという印象を抱くとしたうえで、参加者が多すぎて、会議中一言も発言しない人がたくさんいる、5分で説明できる内容を1時間かけて話す、会議が終わっても何も決まっていない、誰がどこに座るかといった指定が細かすぎるなどの問題点を紹介した。

 記事はまた、度重なる会議が仕事時間を占有することで、社員たちは会議によって進められなかった仕事を残業で取り戻さざるを得なくなるのだと説明している。

 冗長な会議に、紙による決裁制度、制度があるのに取れない各種休暇・・・日本の企業文化で改善できる点は多そうだが、完全に改めるにはまだまだ時間がかかりそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)