急速に成長している中国の科学技術。「科学技術強国」となることを目指して多くの資金を投入しているが、それでも日本に及ばない技術はまだ多いという。中国メディアの百家号は24日、日本が得意とする技術について紹介する記事を掲載した。特に3つの分野に注目している。

 記事が挙げた1つ目は「固体コンデンサ」だ。パソコンに欠かせない部品の1つだが、この分野で日本メーカーは、生産量や品質、技術などで世界トップレベルだと紹介。マザーボードに使用される固体コンデンサの多くで日本製が使用されていると伝えた。

 2つ目は「精密加工」の分野だ。日本製品の質の高さは、精密加工技術の高さと密接な関係があると記事は分析。半導体の製造に欠かせないステッパー(半導体露光装置)を含む多くの精密機械が日本製の部品を採用しているのだという。

 3つ目は「生活ごみの処理技術」で、日本では毎日大量のごみが出ているが、国土の小さな日本ではごみ処理技術が発達したと記事は説明。ごみの分別も徹底しており、子どもたちも幼稚園から分別の仕方を学んでいると紹介した。ごみ処理場の能力も優れているという。

 とはいえ、日本のウィークポイントは「ソフトウェア」の分野だと指摘。例えば、優れたロボット技術を持っているが、プログラミングの面では弱く、米国などに頼っているのが現状だと主張した。日本の高い技術力は中国も認めるところのようだが、IT分野の遅れは各方面から指摘されている。今後の大きな課題と言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)