中国北部の冬は「セントラルヒーティング」と呼ばれる暖房システムが稼働する。中国語で「暖気(ノワンチー)」と呼ばれるシステムだが、ボイラーで温められた温水が供給され、この温水が建物内部のヒーターを流れることにより室内があたためられる仕組みだ。

 中国北部の人々にとってセントラルヒーティングは極めて身近な暖房システムだが、中国メディアの今日頭条は24日、「セントラルヒーティングが一般的ではない日本で、日本人はどのように冬の寒さをしのいでいるのだろうか」と題する記事を掲載し、日本の伝統的な暖房器具である「こたつ」を紹介した。

 記事が日本のこたつを紹介するときに強調しているのは、こたつは「冬の寒さをしのぐためだけの道具ではなく、むしろ冬の寒さを楽しめる」暖房器具であるという点だ。記事は、こたつは「神器」と呼べるほど優れた暖房器具であるとし、仕組みは簡単だが、寒い冬に外から家に帰ってきた人がこたつに入ると、そこはまさに「天国となる」と説明。

 こたつで暖を取りながら鍋を家族や友人と一緒に食べたり、世間話に花を咲かせたりするのはとても「心地よい」ことであり、しかも眠くなったらそのままこたつで寝ることさえできると論じた。

 一方、こたつにもデメリットはあるとし、それはこたつには人を「ダメ」にしてしまうほどの常軌を逸した心地良さがある点だと主張。寒い冬に一度こたつに入ったら最後、なかなか抜け出せなくなると紹介し、こたつには冬の寒さを人に存分に楽しませるという、セントラルヒーティングにはない独特の魅力があると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)