中国は世界一の人口を擁し、国土面積は世界4位、さらに経済規模は世界2位と、まぎれもない「大国」ではあるが、多くの点でまだ「強国」とまでは至っていないという。中国メディアの百家号は21日、「中国が本物の強国になるのに何が必要か」を分析した記事を掲載した。中国が強国になるには、日本から学ぶ必要があるという。

 記事はまず、「経済力だけでは強国になれない」と指摘。中国にはまだ2つの足りないものがあるとし、そのどちらも持っている日本から学べると伝えている。1つ目は「ソフトパワー」だ。文化の輸出で日本は突出した力を持つ国で、日本のアニメや民度、サービス業の質の高さは世界に広く知られており、「文化の輸出という点で日本から学べる点は多い」と称賛した。

 2つ目は「教育の遅れによる民度の低さ」だ。中国は経済力を得ることができたが、その経済力に見合った民度を得られていないとし、それは教育が追い付いていないからだと主張。豊かになった中国人が世界旅行にこぞって出かけたために「成金」呼ばわりされたと悔しがった。しかし、これは日本もかつて通った道であり、教育のレベルが上がれば経済力に民度も追いつくと伝えている。

 中国は、この2つを改善することができるのだろうか。記事は、中国は改善に取り組んでおり、必要なのは時間だと主張。海外に輸出することのできるソフトパワーも、チャイナドレスやお茶の文化、中国楽器、中華料理など非常に多く、海外を経験した中国人の影響で国民の民度もかなり改善されていると主張した。

 ソフトパワーの輸出という面では、中国は大きな潜在力があるとはいえ、今のところかなり遅れを取っているのが現状だろう。時間をかければこれらの面で「真の強国」となれるのかどうかは不明だが、中国は日本を参考にするべき「強国」として認めているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)