日本と中国は経済的な結びつきが強いだけあって、仕事で行き来する人は少なくなかった。それゆえ、新型コロナの感染拡大前は毎日多くの国際線が運航していたわけだが、日中間の国際線は中国の客室乗務員にとって人気だったそうだ。ある中国人客室乗務員は、中国の動画サイト・西瓜視頻で「中国人の客室乗務員が日中間の国際線に乗りたがる理由」を紹介している。

 この女性によると、理由は主に3つあるそうだ。1つは、「当日のうちに帰宅できる」ことだ。遠距離の国際線は徹夜も多く、何日も家を空けなければならないが、当日のうちに帰宅できる日本便は、特に家庭を持つ客室乗務員に人気だそうだ。2つ目は「給与が高めであること」。国内線と比べると国際線は割が良いが、日本便は無駄な時間が少ないので最も効率が良いという。

 しかし、それより大きな理由は、「仕事が楽」なことだという。日本人は非常に礼儀正しく、要求が少ないと紹介。ごみをきれいに出してくれて、トイレもきれいに使ってくれるので、「気持ちも楽だし、実際やることが少ない」と伝えた。機内のトイレは2、3人が利用する度に掃除するのが普通だが、「日本人はきれいに使ってくれるため、5-8人に一度でも問題ないほど」だそうだ。地上スタッフによる機内掃除も「世界一きれい」で、初めて日本便に乗った時は感動してしまったと振り返っている。

 割が良くて心身ともに負担の少ない日本便が、中国の客室乗務員に愛されるのは当然かもしれない。投稿者は、日本人は「他人に迷惑をかけたくない」ので、自分に厳しく他人に優しいと民度の高さを称賛しているが、動画には賛同する意見が多く寄せられ、「道理で日本のパスポートは世界最強なわけだ」と称賛するコメントも見られた。世界各国に行く機会があり、各地の人々を観察してきた客室乗務員が認めるならば、「日本人の民度」は本物なのだろう。この良さをずっと大切にしていきたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)