スーパーコンピューターの世界ランキングで2期連続の世界一となった「富岳」は日本の技術力を世界に示したと言えるだろう。今でこそ日本は世界の技術革新をリードする国の1つだが、日本製品もかつては「安かろう悪かろう」と見なされていた時代があったのも事実だ。

 中国メディアの快資訊はこのほど、日本も当初は中国と同じように「他国から技術を導入していた時期もあった」と主張し、中国は日本が辿ったのと同じ道を進めば良いと論じる記事を掲載した。

 記事は、今でこそ世界最先端の技術を多く有する日本だが、「海外から技術を導入する立場だった時代もあった」と主張。特に戦後は欧米から様々な技術を導入し、そのための法整備も進め、「外国為替及び外国貿易法」や「外資に関する法律」によって、政府が海外からの技術導入をうまくコントロールしてきたと主張した。

 さらに、日本は技術を導入して吸収し、海外の先進的な技術の基礎のうえにさらなる進歩と技術革新を実現することを重視していたと紹介。この政策は成功し、日本の多くの企業が海外の技術を導入後に、オリジナルを上回るようになったと主張し、1980年代に自動車や工作機械など多くの分野でトップレベルとなったことがそれを物語っていると論じた。

 記事は、「技術の導入は先進国との技術格差を縮める効果的な方法だ」と主張。研究開発には時間がかかるためで、外国から導入すれば早くて費用も安く、リスクも小さいなどのメリットがあると論じた。記事では日本の例を出しているが、中国も海外から貪欲に技術を導入しており、その方法には批判の声も多いため、自身を正当化するために日本の例を紹介しているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)